会員だより |
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数珠は、仏さまを礼拝するとき、手にかける最も身近な法具の一つです。 |
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インターネットで検索していて、いろいろな種類があるので興味を持ち、集めるようになりました。ほとんどが外国のもので、手にかけるもの以外に、腕にはめたり首からかけたりするものもあります。仏教発祥の地インドから、チベットや中国、タイなどを経て日本に伝来しましたが、各地でそれぞれの特徴があり、その土地の雰囲気がうかがわれます。数珠はズズとも発音し、珠数と書いたりします。また念珠ともいわれます。それは、念仏を唱えるとき、一声ごとに一玉操って、何回となえたかを数えることに用いたからです。
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数珠をもつことによって、功徳があるということは、『もくげんじ経』に説かれています。 お釈迦さまが霊鷲山(りょうじゅせん)に居られたとき、ハリル国の王さまが、自分の国は小さく、辺境の地で盗賊が絶えず出没し、疫病もはやり、人民は非常に苦しんでおります。そこで、この苦しみから救われるよう、自分たちにも修行のできる教えを説いてください、とお釈迦さまにお願いしました。すると、お釈迦さまは、もくげんじの実百八個を通して環をつくり、これを常に身体からはなさず、心から仏さまの御名を唱え、一つずつ繰っていきなさい。それが二十万遍になったとき、心身に乱れがなくなり、人々の心も自然と安楽になり、国家も安泰になります。
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さらに百万遍になったとき、人間のもつ百八の煩悩も断ち切ることができると説かれ、一つの数珠を授けられました。 王さまは、早速、もくげんじの実で千連の数珠をつくり、六親眷属に分け与えました。王さまも、常に数珠を手にして、仏さまの御名を誦念しましたところ、国は次第に安定し、王さま自身は仏道を成ずることができたといわれています。数珠をもつことは、これほど功徳が多いといわれているのです。
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数珠の珠(たま)の数は、百八個が基本とされ、多いものには千八十あり、少ないものは五十四、四十二、二十七、二十一、十四のものがあります。宗派によっては三十六玉、十八玉のものも用いています。数珠玉のうち、房(ふさ)の付いているT字形の穴のあいている玉が親玉といわれ、これが数珠の中心です。主玉の百八個の玉は、百八の煩悩を意味しています。菩薩の修行の過程を意味しているともいわれます。
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主玉の間にある小玉や、房についている小玉など小さい玉には、四天、四菩薩、弟子玉、記子玉、などの名があり、弟子玉の下についている露型の玉は記子止(きしどめ)、露玉(つゆだま)と呼ばれ、また親玉のすぐ下、表房の一番上にある玉は浄明(じょうみょう)(浄名)といわれます。
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